https://jp.cointelegraph.com/news/ripple-hate-is-ripple-a-wolf-in-sheeps-clothing
リップルは仮想通貨ではない?高まる非難の声「羊の皮をかぶった狼」
「リップルは非中央集権型通貨ではない」ということに言及していますが。
むしろこの事を知らずにリップルに投資した人はあまりに不勉強です。
危ないのできっちり勉強したほうがいいよ!
中央集権型の仮想通貨にも勿論メリットがあります
- 認定されたノードのみ参加できるネットワーク(信頼性が高い)
- ノードのクォリティを安定化させることができる(ネットワーク遅延が起こりにくい)
- 現在の資本主義の動きに即している(仮想通貨が認められる為のソフトランディング)
詳細説明を書くと・・・
1は「大企業など認められたところでしかネットワーク運用させないよ」ということ。
ビットコインなどをはじめとする非中央集権型(ビットコインはもはや非中央集権ではありませんが)は、
だれもがマイニングに参加できる=誰でもネットワーク運営者として参加ができるということ。
勿論怪しいやつでも怪しくない人でも参加できます。
ブロックチェーンは怪しい人が参加しても非常に乗っ取りにくい強固な仕組みですが、中央集権型にすることでセキュリティは格段に上がります。
2は認められたコンピュータしかネットワークに参加できないことから、機器スペックなども十分なものが用意できると考えられます。
また、認証方式を簡便にすることで送金速度を上げています。
3はいわずもがな。認められた人間が世の中を動かしているということ。
お金という「信用」が集まっている企業や人が世の中を動かす権利があるということです。
非中央集権こそが仮想通貨だという勘違い
この勘違いは正すべきだと思います。
正しくは、「ビットコインの理念は非中央集権であった」です。
非中央集権は仮想通貨全体の理念ではありません。
「ビットコイン以外は仮想通貨にあらず」と言うなら話は別ですが・・・。
しかしながら、非中央集権は叶えば素晴らしい理念だといえます。
「原始時代に逆戻り」と揶揄する方も多少なりともいますが、市場原理に基づいて皆が平等に資本を扱える世界はある意味「理想的」だといえます。
しかし、世界を巻き込むような大きな物事にはソフトランディング(緩やかな着陸)が必要ということも忘れてはならないでしょう。
リップルなどの中央集権型仮想通貨にはその役割があります。
既に富を集める仕組みを持っている人間が、それをあっという間に手放すでしょうか?
※例えば銀行が一気に潰れてもいいのか?ということを言ってます。
既に資本主義にずっぷり浸かった人々が、いきなり非中央集権社会に切り変われるでしょうか?
※例えば銀行しか使えないおじいちゃん達が困らないか?ということを言ってます。
物事をいきなり進めると必ず反動が来ることを我々はよく知っています。
理想と現実は違うもの。
しかし、理想に近づく姿勢を忘れてはいけないと思います。
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