仮想通貨|モナコイン・Bitzeny(ビットゼニー)|よもやま話

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仮想通貨全般

コラム)お金って何か、を考える

投稿日:2018年3月15日 更新日:

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あまりわかっていない当ブログの管理人が

通貨について、仮想通貨と照らし合わせながらちょっと真面目にポエムってみました

間違えているところもあるかと思いますが、そのときはそっとコメントなどで教えて頂けると幸いですm(_ _)m

 

お金って何?

こう聞かれた時に私は「信用」と答えることにしている。

  • 自分の欲を満たすもの。
  • 明日へ生命をつなぐもの。
  • 人を助けるためにあるもの。
  • 次世代に希望をつなぐもの。

本当はもっと複雑な感情が乗ったものだろうけど、端的に説明するならこれしかないと思う。

 

これらを要求を満たすサービスを得るためにお金があり、このサービスを得るに足るだけの信用があることをお金は示すと考える。

(悪い・良い信用かどうかは別問題として)

 

信用を認めるのは誰?

今の所、法定通貨(円やドル、ユーロなど)と呼ばれるものは国が後ろ盾になって信用を保証している。

しかしこの保証を信じて良いのだろうか。

この法定通貨と呼ばれるものは、物理的で非常に盗まれやすい。燃えやすい。遠くへ送りにくい。

しかも国が保証しているがゆえに、国が価格を操作できる

金の流通量は中央銀行のさじ加減だ。

 

国を信用できない人たちが仮想通貨を作ったのは自然なことだと思う。

しかし、これはアナーキズム(無政府主義)とは違う。

市場を国が制御(全体主義)すると社会主義国よろしく、経済が萎縮する(うまい言葉が見つからない)からだ。

言っている意味がよくわからない人はフリード・フォン・ハイエクの「隷属への道」を読んでほしい。

全てを国の責任にすれば簡単だけど、しっぺ返しはかならず来るぞと言う本だ。

 

話がずれるが、ハイエクが言ういわゆる自由通貨はビットコインとはちょっと違うようだ。

どっちかと言うとリップルのようなものが近いかもしれない。

 

仮想通貨は信用に足らない?

仮想通貨の信用について様々な憶測が飛び交っている

しかし、その様な憶測を並べる人で仮想通貨を使ったことがある人は聞いたことがない

(そもそも憶測だから・・・)

さあ、500円分でもいいから仮想通貨を使ってみてほしい。

そして、その500円分の仮想通貨を他の誰かが盗む方法、燃やす方法を考えてみてほしい

できるだろうか?

実は仮想通貨を自分で消滅させる方法はある。

  • ありもしないアドレスに送ればいい。
  • あるいはウォレット(財布)のパスワードを忘れればいい。
  • 大量の通貨をセキュリティが弱い取引所に置いておけばいい。

しかし、これらの方法は仮想通貨を扱う上で最低限知って置かなければならないことで、法定通貨を扱うリスクよりも仮想通貨を扱うリスクのほうがよっぽど低いことは、使ってみて初めてわかる。

 

しかしながら、仮想通貨は通貨として扱うには問題もあることを先に明記しておく

問題点は後述する。

 

仮想通貨の通貨としての信用とは

これを話す前に、一度きちんと通貨の歴史を勉強して見る必要がありそうだ。

しかし、その様な知識は薄いので知りうる知識でまとめてみようと思う。

 

はじめての貨幣は石や貝だった

人類史上、はじめに使われた通貨は貝貨や石貨と呼ばれるものらしい。

これは偽造が難しくなるようにする工夫が施されている。

 

これは今現在に至るまで、より複製を難しくする方法を編み出してきている。

仮想通貨は今までに無い、「偽造をされたことのない通貨」だ。

信用が非常に高い我が国の「日本円」ですら偽造が止まらない、というのにだ。

これだけでも仮想通貨は信用に足る「しくみ」があると言わざるを得ない。

 

希少価値のある貨幣制度へ

話がずれたので元に戻そう。

貝貨や石貨だとやはり偽物がはびこる。

なので、金貨・銀貨・銅貨などの貨幣ができる。

これは貨幣そのものに希少価値がある例だ。

 

仮想通貨にも希少価値がある。なぜなら、仮想通貨はほとんどのものが発行限界がついている。

需要が高まれば当然、仮想通貨に希少価値がつく。

また、PoWと呼ばれる仕組みの仮想通貨は「発掘」という仕組みをとっており、膨大な計算ゲームを経て通貨発行される仕組みだ。

この計算ゲームには多大な電力が使われている。

つまり、仮想通貨の発掘には多大な電力代以上の価値がつくようになる。

そういう意味では仮想通貨も金のような希少価値があると言っても過言ではない。

しかし、仮想通貨はデータなのでそのものに価値があるかと言うと難しい。というか価値はないだろう。

仮想通貨が持っているのはあくまで「信用」のデータだ。

 

つまり、金は形にも価値を持っているが、仮想通貨は形のない状態の価値しか無い。

例えるなら、ダウンロード型ソフトウエアや、amazonプライムのビデオのようなものだ。

形はないが、価値はある。

 

金本位制を脱却した現在の貨幣

1937年6月、フランスが金本位制(金との交換保証がある制度)を脱却したのを最後に世界中すべての国が金本位制を離脱した。

金本位の後は管理通貨制度になった。

いわゆる現状の「国が価値を保証する」制度だ。

つまり、今の貨幣制度は作られてわずか80年ほどしか経っていないものである。

国が価値を保証すると言って、わずか80年しか経っていない。

国が貨幣価値をコントロールするようになってからわずか80年

この事をよく覚えておくべきだと思う。

ここに信用を置いていいのだろうか?

どうか、頭の中を固く凍らせずに一度考えてほしい。

 

余談だが、ジンバブエドルは公式通貨としての廃止が決まった。

国が保証する通貨が無くなった一例だ。

仮想通貨は滅多なことでは無くならない

仮想通貨の仕組みを知っていればわかるが、仮想通貨は非常に消えにくい仕組みを持っている。

言い方は妙だが、発行元がウィルスのような増え方をするので、開発陣がさじを投げたというバニーコインですらまだ残っている。

極論を言うと、一人でもマイニング(発掘)作業を続けていれば残るのだ。

 

現在の仮想通貨の問題点

次世代の通貨は仮想通貨だ。

私個人としてはこの意見を変えるつもりはない。

しかし、現状の投機で嵐が渦巻いているような危険な市場が良いとはこれっぽっちも思っていない。

現状の投機は通貨に関わる情報の期待値だけで、値段の上げ下げが行われている

 

黎明期は嵐が起こるもの。インターネットだってそうだった。

嵐の向こうにあるのは成長期だ。

 

通貨の価値は使われて、つまり経済圏が出来て始めて安定する。

経済圏を作るためにはその通貨を使用できるサービス・製造・産業がなければならない。

その点で少なくとも日本では最も先んじているのが、現状ではモナコインだと私は思っている。

 

もちろんパイオニアが最優秀だとは思わない。

その例はビットコインがしっかり示してくれた。

これから数多の仮想通貨が出て、競い、必要がなければ縮小されていくだろう。

そして、仮想通貨のコミュニティは細分化され、それぞれのコミュニティ文化に根付く通貨になると予想している。

仮想通貨におそらく一強は無いだろう(基軸になりうる通貨はいくつかあるだろうが)。

 

そして、仮想通貨発展の向こう側には国境のない世界が待っているような気がする。

あくまで気がするだけだ。やってみないとわからない。

 

様々な考え、様々な文化、それぞれに合った通貨。

国力差の無い対等な立場(フェアトレードってやつかな)を作れる仮想通貨発展を心から望んでいる。


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